引(ひ)かれ者(もの)の小唄(こうた)と読むらしい。
CASCADEの曲のタイトルでこの単語を知った。
意味は、「刑場へ引かれて行く罪人が平気を装い小唄をうたう意から、負け惜しみで強がりを言うこと」らしい。
引かれ者の小唄、という単語をふと思い出すきっかけとなったニュースが先日あったのでなんとなく記事をここに書いた。
某組合の最高責任者が刑事事件の裁判で最高刑を言い渡された際、判事に向かって恫喝したという事件である。
なお、CASCADEのこのタイトルの曲は、濡れ衣を着せられた人の悲劇を描いたものである。
悲劇的な題材をドラマチックに歌い上げ、叙景的な描写が印象的な傑作である。